2007年05月20日
自然の恵みに感謝しつつ...みんなで田植え!!
5/20(日)。
4月は隊集会がなかったので、今日は久々にみんなが集まりました。
9:30に近江八幡市白王町にある「白王里山再生プロジェクト」の現場に集合!
この「白王里山再生プロジェクト」とは、里山を間伐・整備して見通しを良くし、そこへ牛を放牧することによって、里山の景観を良くし、イノシシの獣害を防ぎ(イノシシは身を隠す場所がない所へは出てこない)、伸びる雑草を管理し(牛に食べてもらう)、隣接する湖周道路を通る人達に地元特産の近江大中牛をPRし、森林バイオマスの利活用も考えるという、一石何鳥にもなる実験プロジェクトを、地元・県・市・大学・NPOなどが連携して実施しているもの。
現在は放牧されていた牛は帰省中(?)でいませんが、適度に管理されているコンパクトな里山は、山あり、水あり、田んぼあり、薪あり、キャンプできる場所ありと、スカウト活動には理想的な場所。
今後、八幡4団は、ここで里山整備のお手伝いもしながら、ここをぜひとも野外活動の拠点にしていきたいなぁ、と考え、地元の方に相談したところ、許しを得ることができました。
で、今日はここでの活動第一弾。
里山といえば田んぼ。里山の田んぼは、山と里に住む人たちとを結ぶ営みの場。自然(八百万の神々)の恵みをもっとも身近に感じられる場。
というわけで、今回は、すぐ近くにある地元農家の田んぼをお借りして、カブ隊のみんなで「田植え」をしました☆
カブ隊には専業農家の子もいるし、これまでに田植えの経験がある子は半分ぐらい。
まずは、苗の植え方をしっかり聞きます。
苗と苗の間は20cm。ひと株あたり、2~3本の苗を植えます。
苗は鉛筆のようにもって、植えたあと浮いてこないよう、指と一緒にシッカリ土の中に差し込みます。
...さあ、みんなちゃんと覚えたかな?
では、イザ田んぼへ!!
里山の田んぼは、自然の山水が入ってヒンヤリ。土も深めで、子どものひざ下ぐらいまではまります。
1組が右半分、2組が左半分を担当し、全員で横一列に並んで、一定間隔に植えていきます。
どっちが上手に、ていねいに植えられるかな??
ヨコにピンと張ったひもに沿って一列に植えます。全員植え終わったらひもをずらし、みんな一歩ずつ前へ。最初はなかなか前に進めませんでしたが、徐々に要領がつかめてきてペースアップ。
でも、一番向こうの端まで植え終わるのに、1時間ぐらいかかってしまいました。
本当は隣にもうラウンド植えたかったのですが、時間オーバー...。
無事田植えが終わったら、巻尺で植えた面積を測定しました。
横幅が10m、奥行きが8m。したがって、面積は80平方メートル。
さて、この面積の田んぼから、どれぐらいのお米が採れるのでしょう?
...農家の方曰く、「ここはよくイノシシが出てくるから、荒らされてお米はとれないかも。もし、お米が採れなかったら、その時は、イノシシのお肉をいただきましょう!」
さあ、田植えをがんばったスカウトたちはみんなおなかがペコペコ。
里山プロジェクトの広場に戻ってカブ弁、いただきま~す!!
今日は、カブ弁に加えて、「にわか汁※」をいただきました。
(※鍋で調理するのではなく、おわんに味噌と鰹節と具を入れてお湯を注いで作る味噌汁。昔は、田植えのあとは「おにぎりとにわか汁」が定番だったそうです。まさに生活の智慧ですねぇ。)
最近は味噌汁が余り得意でない子どもも多いようですが、この日ばかりはみんなおいしそうにいただいていました。
さて、腹ごしらえが終わったら、まず、7/1に湖東地区合同で開催予定の「カブリンピック」の種目を1組・2組に別れて話し合いました。それぞれが考えて出し合ったアイディアを紙に書き出し、組ごとにみんなの前で発表しました。
みんなが出してくれたアイディアを元に、八幡4団から湖東地区へ提案する種目を検討させていただきます。
さあ、次はいよいよ待ちに待った「薪割り」の練習です。
これまで冬場の活動が多かったため、実は、野外でノコギリやナタを使うのは隊集会としては今回が初めて。
使い方をシッカリ聞いて、ひとりずつ、ノコギリで丸太を適度な長さに切り、それをナタで縦に割っていきます。用意したナタが小さめだったこともあり、カブ隊のスカウトの力では、薪割りは少し難しかったようですが、隊長・副隊長に少しだけ手伝ってもらって、みんな薪割りのやり方、ノコギリやナタの使い方を覚えました。
最後に、みんなで歌を歌って、仲良しの輪をして、隊長にカブブックへサインをもらって解散。
今日はなんだかとても充実した一日でした。
おっと、帰る前には、周りのゴミ拾いを忘れずに!!
★次回は、5/27(日)、長命寺川で「外来魚駆除釣り大会」にカブ隊で参加します!!
たくさん釣って、びわ湖にご奉仕できるといいな!!
4月は隊集会がなかったので、今日は久々にみんなが集まりました。
9:30に近江八幡市白王町にある「白王里山再生プロジェクト」の現場に集合!
この「白王里山再生プロジェクト」とは、里山を間伐・整備して見通しを良くし、そこへ牛を放牧することによって、里山の景観を良くし、イノシシの獣害を防ぎ(イノシシは身を隠す場所がない所へは出てこない)、伸びる雑草を管理し(牛に食べてもらう)、隣接する湖周道路を通る人達に地元特産の近江大中牛をPRし、森林バイオマスの利活用も考えるという、一石何鳥にもなる実験プロジェクトを、地元・県・市・大学・NPOなどが連携して実施しているもの。
現在は放牧されていた牛は帰省中(?)でいませんが、適度に管理されているコンパクトな里山は、山あり、水あり、田んぼあり、薪あり、キャンプできる場所ありと、スカウト活動には理想的な場所。
今後、八幡4団は、ここで里山整備のお手伝いもしながら、ここをぜひとも野外活動の拠点にしていきたいなぁ、と考え、地元の方に相談したところ、許しを得ることができました。
で、今日はここでの活動第一弾。
里山といえば田んぼ。里山の田んぼは、山と里に住む人たちとを結ぶ営みの場。自然(八百万の神々)の恵みをもっとも身近に感じられる場。
というわけで、今回は、すぐ近くにある地元農家の田んぼをお借りして、カブ隊のみんなで「田植え」をしました☆
カブ隊には専業農家の子もいるし、これまでに田植えの経験がある子は半分ぐらい。
まずは、苗の植え方をしっかり聞きます。
苗と苗の間は20cm。ひと株あたり、2~3本の苗を植えます。
苗は鉛筆のようにもって、植えたあと浮いてこないよう、指と一緒にシッカリ土の中に差し込みます。
...さあ、みんなちゃんと覚えたかな?
では、イザ田んぼへ!!
里山の田んぼは、自然の山水が入ってヒンヤリ。土も深めで、子どものひざ下ぐらいまではまります。
1組が右半分、2組が左半分を担当し、全員で横一列に並んで、一定間隔に植えていきます。
どっちが上手に、ていねいに植えられるかな??
ヨコにピンと張ったひもに沿って一列に植えます。全員植え終わったらひもをずらし、みんな一歩ずつ前へ。最初はなかなか前に進めませんでしたが、徐々に要領がつかめてきてペースアップ。
でも、一番向こうの端まで植え終わるのに、1時間ぐらいかかってしまいました。
本当は隣にもうラウンド植えたかったのですが、時間オーバー...。
無事田植えが終わったら、巻尺で植えた面積を測定しました。
横幅が10m、奥行きが8m。したがって、面積は80平方メートル。
さて、この面積の田んぼから、どれぐらいのお米が採れるのでしょう?
...農家の方曰く、「ここはよくイノシシが出てくるから、荒らされてお米はとれないかも。もし、お米が採れなかったら、その時は、イノシシのお肉をいただきましょう!」
さあ、田植えをがんばったスカウトたちはみんなおなかがペコペコ。
里山プロジェクトの広場に戻ってカブ弁、いただきま~す!!
今日は、カブ弁に加えて、「にわか汁※」をいただきました。
(※鍋で調理するのではなく、おわんに味噌と鰹節と具を入れてお湯を注いで作る味噌汁。昔は、田植えのあとは「おにぎりとにわか汁」が定番だったそうです。まさに生活の智慧ですねぇ。)
最近は味噌汁が余り得意でない子どもも多いようですが、この日ばかりはみんなおいしそうにいただいていました。
さて、腹ごしらえが終わったら、まず、7/1に湖東地区合同で開催予定の「カブリンピック」の種目を1組・2組に別れて話し合いました。それぞれが考えて出し合ったアイディアを紙に書き出し、組ごとにみんなの前で発表しました。
みんなが出してくれたアイディアを元に、八幡4団から湖東地区へ提案する種目を検討させていただきます。
さあ、次はいよいよ待ちに待った「薪割り」の練習です。
これまで冬場の活動が多かったため、実は、野外でノコギリやナタを使うのは隊集会としては今回が初めて。
使い方をシッカリ聞いて、ひとりずつ、ノコギリで丸太を適度な長さに切り、それをナタで縦に割っていきます。用意したナタが小さめだったこともあり、カブ隊のスカウトの力では、薪割りは少し難しかったようですが、隊長・副隊長に少しだけ手伝ってもらって、みんな薪割りのやり方、ノコギリやナタの使い方を覚えました。
最後に、みんなで歌を歌って、仲良しの輪をして、隊長にカブブックへサインをもらって解散。
今日はなんだかとても充実した一日でした。
おっと、帰る前には、周りのゴミ拾いを忘れずに!!
★次回は、5/27(日)、長命寺川で「外来魚駆除釣り大会」にカブ隊で参加します!!
たくさん釣って、びわ湖にご奉仕できるといいな!!
Posted by BS八幡4団 at 20:00│Comments(0)
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